top of page

【お知らせ】
2025年6月9日から別のサイトに引っ越します。Plaadipbkk というサイトです。https://plaadipbkk.wixsite.com/plaadipbkk/blog
お問い合わせはこちらへ
特集記事!




◇エリア・カザンのオスカー授賞式
オスカーの公式サイトから、エリア・カザンの名誉アカデミー賞受賞の場面。 カザンはマッカーシーの赤狩り旋風が吹き荒れた時、同僚を売ってハリウッドで生き残ったとされる人だ。会場の外では、受賞に反対する抗議活動がなされ、名誉賞では恒例のスタンディングオベーションにも半数以上の映画...

akiyamabkk
2024年7月29日


◇Lonesome Whistle とその亜流(「どうにかなるさ」「遠くで汽笛を聞きながら」)の大きな違い
ハンク・ウィリアムスの Lonesome Whistle 。歌詞をよく聞いてみると、汽笛の音は刑務所の中で聞いているのだ。汽笛は、恋人を捨てて放浪した人生の、時々に聞いた音で、破滅した人生の象徴なのである。 この歌をパクった「どうにかなるさ」の夜汽車が、日本のある時代の、根...

akiyamabkk
2024年7月29日


◇椿三十郎(1962年)※リメイク版を含めタネアカシあり
もちろん、黒澤の「椿三十郎」。森田芳光のリメイクは最悪でしたな。ほとんどカット割も同じに撮っているから、じゃ、最後の「血飛沫ドバーッ」をカラーで見れるのかと早送りしながら最後まで見たら、そこだけ変えてやがった。まったく!じゃ、見るところがないではないか。...

akiyamabkk
2024年7月29日


◇私の好きな効果音〜黒澤映画「赤ひげ」の風鈴
黒澤明の「赤ひげ」 この映画は「音」も素晴らしいですね。特にこのシーンの風鈴の音と、赤ん坊の泣き声。登場人物の内心の衝撃、動揺、悲痛を表現して間然するところがない。 よく映画館で見るときの視覚的インパクトの違いを言いますが、音も随分と違います。ずっしりと重い段幕をまくって映...

akiyamabkk
2024年7月26日


◇おくりびと(2008年) ※タネアカシあり
滝田洋二郎監督。最初にアカデミー賞受賞を聞いた時は「コミック 雑誌なんかいらない」の滝田監督が?と意外だった。キワモノ映画を作る人、という印象があったのである。 数年間見ないままでいたが、ある掲示板仲間に勧められて見た。その人はアメリカに渡ってスーパーを経営しているタイ人で...

akiyamabkk
2024年7月25日


実録「仁義なき戦い」戦場の主役たち(洋泉社)
東映映画「仁義なき戦い」の登場人物の実像に迫ったムック本。出版元は洋泉社。奥付を見ると、1998年2月26日発行、1999年4月26日第八刷とあるから、それなりに売れた本なのだろう。 山村組の若頭・佐々木哲彦(映画では松方弘樹が演じている)を暗殺した門広のインタビューが圧巻...

akiyamabkk
2024年7月24日


「破滅の美学」〜ヤクザ映画への鎮魂歌 笠原和夫
名作「仁義なき闘い」の脚本家によるエッセイ集。幻冬社刊。「仁義なき戦い」に関する言及は多くないが、映画の登場人物のモデルとなった大西政寛の短い評伝がある。(同じく幻冬社から、笠原の「仁義」4篇(完結篇は高田宏治)を集めたシナリオ集が出ており、こちらには脚本家の解題的文章が付...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇居酒屋兆治(1983) 感想文
キブッセイにやたらに重い居酒屋の主人と、濡れ雑巾みたいにベタベタ気持ち悪いその元恋人。この人たちには「勘弁してくれよ」と思いながら見た。映画を見て勘違いをし、客商売の初心を忘れて店を傾けた居酒屋の主人もいるのではないか。それほど健さんの影響力は大きいのである。(笑)...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇ブラックレイン(1989年)〜健さんの達意の日本人英語がかっこいい。
※タネアカシあり。 動画は MovieClips の公式 YouTube から 最初に文句を言っておくと、この映画の題名に抵抗がある。今ならポリコレ界隈で「文化盗用」と批判されるだろう。「ブラックレイン」=「黒い雨」という言葉は、今や、国民の共通体験として神話化されたイメー...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇あうん(1989) 感想文
子供の頃、読書感想文というのが嫌いで、どうしても書けなかったのだが、最近は暇があれば映画感想文を書いている。先生に提出しなくてもいい、というのが、書いていて楽しめる理由だろう。 映画は高倉健、坂東英二、藤純子主演。テレビ版は杉浦直樹、フランキー堺、吉村実子主演。この役を演じ...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇遥かなる山の呼び声(1980) 感想文
※映画のネタを割っています。ご注意を。 山田洋次の映画だからそれなりに面白いが、「幸福の黄色いハンカチ」の二番煎じの感は否めない。全体に、「黄色いハンカチ」よりも笑いが少なく、話しが平板にシリアスである。 この映画でも、高倉健は、「一応」、ヤクザではない。が、ヤクザ映画をや...

akiyamabkk
2024年7月24日


「単騎千里を走る」(2005年)
高倉健がいい人役をやるようになってからは、あんまり好きではない。ヤクザ映画でも「いいモン」でしたが、「いい人」役をやるようになってミョーな健さん神格化が始まるのですよ。でも「幸福の黄色いハンカチ」とこの映画は好きですね。あと、「八甲田山」、外国映画では「ブラックレイン」。...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇意外と男らしくない高倉健の一面
以下時事通信のインタビューから https://www.jiji.com/jc/v4?id=2012takakura-ken_int0001 (高倉健は) 出演作を決める大きな基準は「監督への信頼」と語る。続けて、黒澤明監督との間であったエピソードを披露してくれた。...

akiyamabkk
2024年7月24日


シャン州北部、招かれざる「解放軍」?〜フロンティアミャンマーの見出しから(2024年3月25日〜7月24日の記事見出し)
https://www.frontiermyanmar.net/en/ 2024年7月24日時点でのトップ記事 ‘We just want peace’: Lashio under siege 「我々が望むのは平和だ」包囲されたラシオ...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇クイズ・チャップリンの隣にいるこの女性は誰でしょう?
いやはやなんとも。これが99年前の写真です。女性の方も映画にもなった有名人。愛人同士、という雰囲気ですが、チャップリンの伝記などに出てきますでしょうか? 女性の方のヒントです。 1お菓子の名前 2気の毒な犬。(これは、一字違い) 3...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇検閲官としてのAI〜チャップリンの性的スキャンダルに関するタイ語記事翻訳をChatGTPに依頼した結果・・・
以下が、Meta (フェイスブック)の Timeless History 記事。 https://www.facebook.com/photo?fbid=1323108294791293&set=a.577259972709466...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇性豪としてのチャップリン(タイ語記事から)
https://www.facebook.com/photo/?fbid=1323108294791293&set=a.577259972709466 「チャップリンの暗黒面」と称して、チャップリンの異常性欲をあげつらっているタイ語記事である。タイでは無声映画のルンペン、放...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇「モダンタイムス」ローラースケートのシーン
※映像の引用はチャップリンの公式YouTubeから。 ホボー時代のチャップリンは、シナを作ったりする不自然な動きが私にはイマイチで、あんまり好きではない。とりわけ、そのエピゴーネン、萩本欽一みたいな人がマネをしてシナを作ったりするのを見るとゾッとする。...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇チャップリンの「殺人狂時代」〜青髭ベルドゥー氏、法廷での最期の陳述
大量殺人者「青髭」氏を演じるチャップリンの法廷での最後の陳述。チャップリンの著作権を管理する団体のYouTubeオフィシャルサイトから。 以下、チャップリンの「最後の陳述」の英語書き起こし Verdoux: Oui, Monsieur, I have. However...

akiyamabkk
2024年7月24日


◇ The Immigrant (1917) 〜チャップリンのホボーの出発点、トランプものは、移民ものでもあった。
この「移民船」をテーマにしたサイレント映画がチャップリンのホボーものの第一作という意味ではない。 チャップリンの「浮浪者もの」(キレイな言い方だと放浪者)というのは、新大陸へ渡ってきた移民が、アメリカという産業社会から弾き出されて、飢餓線上で放浪する一連のお話しなのですね。...

akiyamabkk
2024年7月24日
編集者のブログ
bottom of page