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◇ The Immigrant (1917) 〜チャップリンのホボーの出発点、トランプものは、移民ものでもあった。

  • 執筆者の写真: akiyamabkk
    akiyamabkk
  • 2024年7月24日
  • 読了時間: 1分


この「移民船」をテーマにしたサイレント映画がチャップリンのホボーものの第一作という意味ではない。


チャップリンの「浮浪者もの」(キレイな言い方だと放浪者)というのは、新大陸へ渡ってきた移民が、アメリカという産業社会から弾き出されて、飢餓線上で放浪する一連のお話しなのですね。そういう意味での、ホボーもの出発点。あ、トランプものと言うべきか。


だから、チャップリンの浮浪者というのは、フーテンの寅のような根っからの善人ではなく、こすっからく、利己的で、時には、コソ泥や詐欺を働く、子悪党、結構な嫌な奴で、殆ど懸想した女性に対してだけ英雄的精神を発揮する。その原型が、このサイレント映画にあるような気がします。


ところで、この船内がシーソーもように揺れるシーン、「黄金狂時代」の「崖っぷちの小屋」のシーンと同じセットを使ったのではないか?


ではでは

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