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不定期テレビ日記〜2024年4月

  • 執筆者の写真: akiyamabkk
    akiyamabkk
  • 2023年1月16日
  • 読了時間: 14分

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2024年4月2日(火)



コメント欄から

my grandpa died this morning due to cancer and currently im hoping we can get this to play at his funeral... he was the only family member that enjoyed Ado's music with me and I'll miss him dearly




2024年4月4日(木)



やっと出たか。ここで一首、二首、


義父の死と大谷の一発等価なる不条理 万斛

白靴下は白なんだよとオオターニサン では太



🔲Radio Free Asia の記事から



A Vietnamese TikToker has been fined for saying Ho Chi Minh City is full of criminals


Ho Chi Minh City authorities charged Nguyen Nhat Hai, known on TikTok as Nhat Hai Biet Tuot (which translated in English is “Know-it-all Nhat Hai”) with “providing, posting false information and distorting, slandering and insulting the prestige of agencies and organizations,” and slapped with a fine of 7.5 million dong, or about US$300, which is a standard fine in Vietnam.


The penalty is for a video he shared on March 14 that contained text saying, “Returning to the question of why Saigon has so many thefts, the main reason is culture. Saigon is an ideal place for crimes (to occur.)”


「ホーチミンは犯罪都市だ」と言ったら罰金300ドルということらしい。300ドルというのは、かなり微妙な額。警告としてはマイルドな感じがする。「ベトナムは社会主義的権威主義国家だ」と言った場合はどうなるのだろう。これは認めざるを得ないからセーフかも。



🔲ノート インドの尼僧72人がタイで研修、本国に知見を持ち帰って仏教の普及に努めるのだという。タイの仏教界は女性の僧侶を認めていないので、尼僧というよりも、一定の戒律を守ってお寺に奉仕する女性、寺女ということかもしれない。「ブアットチー」という、ここで使われているタイ語としてはそういう意味になる。インドの仏教徒は、インド憲法の起草者で、不可触民出身のアンベートカル博士と共に、独立後集団改修した被差別民の「ネオブティスト」が殆どだから、仏教がそこを超えて広がる事はないのではないか。またタイ仏教は、社会問題に敏感な教義とは言えないので、インドでの布教に適した教えかどうかも疑問である。




2024年4月5日(金)


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以下のタイラット記事から。


ノート 逮捕された元有名住職の僧房から、女性を脅迫するためのセックスビデオ、拳銃、覚醒剤などが押収されタイ社会に衝撃!・・・でもなく、一般国民は僧侶の不祥事に慣れっこか?タイラット紙など報道。タイ仏教の劣化はまことに深刻だ。


「僧侶の不祥事が伝えられない日はない」と書きたいところだが、そう言ってしまうと、「ホーチミン市は犯罪に溢れている」と表現したベトナムのティックトッカーみたいなことになるかも知れない。(罰金300ドル!)現に、ある中国人女性ユーチューバーが、バンコクのソイナナ通り(ゴゴーバーなどがあるレッドライトエリア)からライブした時、通行人に卑猥な言葉を投げかけられ、「身の危険を感じる」と発言したことで、タイ人から猛烈な批判を浴びて、警察の事情聴取にまで発展したことがある。どれも幾らか誇張された表現ではあるが、必ずしも嘘ではないし、何かを表現するときに誇張はつきものなのである。


ところで、タイでは法律で、刑事手続中の容疑のプライバシー保護が定められいて、この写真のように、原則、犯人映像は顔消しとなる。タイが人権保護の面で進んでいると言えるのかどうかわからないが、保釈なども日本よりはるかに容易に認められるようである。例えば、殺人罪の刑事被告人の保釈は、日本ではまず認められないが、タイの場合、被告の社会的地位や財力(この二つはリンクしている)によっては認められることがままある。「人権保護は進んでいるが、法の下の平等はない」といったところだろうか。これが、おしなべて被疑者の人権が蔑ろにされている日本より、良いことなのかどうか、議論があるだろう。




2024年4月6日(土)


Radio Free Asia の記事から

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North Korean authorities are cracking down on college students who carry their bags using shoulder straps, as the woman on the right is doing in this photo of students walking along a street in Pyongyang, July 24, 2017. Instead, they should hold them in their hands, like the other two women, or on their backs.


ノート シュールなまでの全体主義国家。主体一族王朝。こういう事が、一族の権力を維持するためだけに行われる「民主主義人民共和国」社会主義の恥部、もしくは、ある種の歴史的帰結。日帝35年の支配は無関係だろう。戦後、日米の強い影響下で成長した韓国はまともな民主国家になっている。




デビュー曲「うっせえわ」のライブバージョン。さすがの歌唱力、一番はほぼスタジオバージョンと変わらないのである。これだけ遜色なく歌えるシンガーは少ないのではないか。二番以降のスクリームは、会場にいない観客にとってはちょっとやり過ぎ感があるし(会場にいたら、ただただ熱狂だろう)、何より喉が心配。大方の人がそう思うのではないか。




2024年4月9日(火)



ノート これって、カイロ大学の声明は、自作自演の捏造だったということなのか。しかし、大使館を巻き込んでいるし、第三世界の外交官というのは、名家の出で金持ちが多いから、簡単に買収できる相手とも思えない。その辺りが、この人の話だけでは、ハッキリしない感じ。




2024年4月11日(木)



ノート 水原元通訳、有罪答弁で窃盗の罪を認めるらしい。ニューヨークタイムズらが伝えている。また、記事は、水原が口座のシステム設定を変えて、送金が大谷に報告されないようにしていた可能性にも言及している。当局の情報か、大谷サイドのリークだろうが、「疑惑」はこの線で落ち着いていき、大谷の活躍によってかき消されていくと思う。




2024年4月12日(金)



担当検察官の会見。水原は、大谷翔平名義の口座を開設し、代理人や会計担当者には「大谷本人が口座をプライベートなものにしたいと言っている」と伝えていた。また、銀行に、大谷翔平だと偽って電話をして、担当者を騙して送金させたこともあると言う。証拠の音声テープが残っているわけだ。思っていた以上に悪質であることに驚いた。大谷翔平への「疑惑」は完全に晴れたと言っていいだろう。後は、水原が往生際を良くして、司法取引に応じることだろう。争って有罪になれば、相当な長期刑が打たれるのではないか。


追記 水原が2018年に開設を手伝った給与口座と、横領に使った口座が同一のものなのか、イマイチ、良く解らなかったので、曖昧な書き方になったが、その後の報道を見て聞き直すと、そういう事らしい。代理人や会計担当者にアラームが行かないように、途中から(おそらくギャンブルに手を染め出した2021年以降)、口座の設定を変えたという事なのだろう。そうすると、前の報道とも辻褄が合う。


ノート 捜査当局会見のフルバージョン。これほど完璧に疑惑が晴らされる事は珍しいのでは無いか。被害額、水原の横領の手口以上に、そのことに驚いたし、ドラマチックだとも思った。連邦検察官だけでなく、税務当局とホームランドセキュリティの担当者も、口を揃えて、大谷の完全無罪を主張している。裁判というプロセスの全体では水原は推定無罪だが、彼らは公益を代表して訴追する側だから、鉄壁の推定有罪を持って裁判に臨むのが建前である。この場合、一平有罪は大谷無罪だから、彼らの主張が断定的なのは当たり前としても、捜査の徹底ぶりが会見に説得力を与えている。銀行の録音音声の他に、捜査当局は、ここ数年間の二人の通話記録、通信記録を全て、日本語の専門家にチェックさせた上で、大谷の完全無関与を断定しているのだ。ここまで調べられれば、水原も有罪答弁をして少しでも刑期を短くする算段をするしかないだろう。




2024年4月13日(土)


RFAから。


見出し In new movie, the South started the Korean War, as Pyongyang has always claimed



ノート 冷戦の終結前は、「なんとなく北進説」が左翼の常識だったのである。新しいプロパガンダではなく、これが北の従来からの歴史プロパガンダなのだ。なお、冷戦後出てきたソ連の文書から、金日成が、南進前に、ソ連の指導者にお伺いをたてていることまでわかっている。北の論理によれば、アメリカの介入がなければ、戦争は早期に終結し、南北は統一され朝鮮民族の夢は果たされれていたのである。これは、ロシアの侵略を肯定し、アメリカや欧州の介入がなければ、戦争は早期に終結し、プーチンの「大ロシア復活」の夢は果たされていたのに、と考える人の論理に似ていると思う。




2024年4月14日(日)



ノート この歌は、たとえば、イランみたいな国では発禁になるのだろうか。日本人にとっては、神ってる、とか、神回、みたいに使う「神」という言葉の普通の語感なのだが、ニーチェの有名なキャッチフレーズがドイツ語で出てくるそうだから、その時点でアウトかも知れない。ADOの持ち歌ではなく、元はボーカロイド曲。最初に聞いたときは、ついていけん、と思ったが、聞いているうちに好きになった。思わず、吹き出しちゃうような警句がいくつもある。日本人は神様を信じてるの?と外国人に聞かれた時、この歌を聴いてみて、と言ってケムニマク手はあるかも。しかし、この歌の最後のフレーズからすると、何かを信じたいとは思っているわけで、そう言われてみると、自分も信じられるものなら信じたいと思っている面もあるのだ。




2024年4月15日(月)


水原一平容疑者、ソウルのホテルで大谷翔平選手に送金偽装を依頼 大谷選手は拒否 米報道



ノート まあ、話の辻褄を合わせるとこういう事になるのだが、こうやって証言としてまとめられたものを読むと、水原という通訳のたちの悪さに唖然とさられる。水原のセカンドチャンスを云々するネットのトーク番組があったが、ちょっと、頭が軽すぎる人が集まっている感じがした。少なくとも、今、云々する話ではないだろうに。


水原は、極めて特殊な人だとは思うが、通訳の中には、顧客に対して、ある種の全能感を持つ人がたまにいるようだ。現地で通用する言葉ができないというだけで、その人間が木偶に見えてくるのである。現実には、社会的地位とか、職業的な能力は、客の方が断然上の場合が多いだけに、その全能感は屈折したものとなる。水原も大谷に対して、単純でない思いを抱いていたのではないか。あんな事をして、いつかはバレることはわかっているのに、自己破壊的な行為にのめり込んでいった背景には、大谷に対する歪んだ復讐心のようなものがあったかもしれない。その思い、大谷を軽んじたいという欲望が、胴元とのヤリトリに、時々、顔を出すようだ。


ところで、あの胴元は、間違いなくマフィアか、マフィアと裏で繋がっている人間だと思う。暴力の背景がなければ、あのレベルの金を動かして、商売を続けていけるハズがない。



New York Times が大谷に出した完璧な Clean bill of health 。(久しぶりに受験英語を使ってみた)


水原は韓国からロサンゼルスに直帰して、空港で迎えた捜査官に対して、通信記録へのアクセスに同意を与えている。大谷も帰国後すぐ携帯を提出しているから、そこから約三週間かけて、両者の携帯の9700ページにおよ記録を精査したわけだ。これでは、NYTも納得せざるを得ない。アメリカの記者や番組ホストも、この点を大谷シロの心証を固めた理由としてあげる人が多いようだ。


水原が韓国のホテルで彼の嘘への口裏合わせを懇願した時、大谷翔平が判断をあやまっていたら、こう早く事件は収束しなかったろう。もっとも、思った以上に証拠がある事件だから、いずれ事実は明らかになっただろうが。




2024年4月22日(月)


産経記事見出し】立民・酒井菜摘氏がやや先行 維新・金沢結衣氏、諸派・飯山陽氏が追う 東京15区補選情勢


ノート ワクチン陰謀論政党が三つ、「参政党」「翼の党」「日本保守党」と出ているが、常軌を逸した選挙妨害をやる「翼の党」があまりにも酷いので、「日本保守党」がマシに見えてくる。候補者の飯山陽は、所属政党は支持しないが、中東学者批判、マスコミ批判は面白い。「在野の人」というイメージが功を奏していると思う。


「翼の党」の選挙妨害は逆効果で、むしろ乙武=小池百合子陣営に同情する人が多いのではないか。名画にペンキをかけたりする過激な環境保護活動家の影響を受けているのかもしれないが、選挙でそれをやってはいけない。選挙は、異なる意見のものが、お互いを尊重して折り合いをつけるための制度なのだから。


もっとも、この時点で、マスコミが「支持が広がらない」と書くのは、「当選の目がない」という数字の言い換えだし、「伸び悩んでいる」というのは「かなり離されている」という意味だから、乙武が勝つ可能性はほぼゼロだと思う。 飯山陽にも遅れをとるのではないか?テレビで露出した知名度を武器にする候補者が、Youtubeでの知名度を背景に立候補した候補者に負けているのだとすれば、時代の流れを感じてしまう。主な敗因は、小池知事の学歴詐称疑惑の再燃と、自民党が推薦を降りたからだろうが、ある種、象徴的ではある。


ちなみに、「やや先行」というマスコミ用語は、情勢調査の数字をみた印象では「相当リードしている」ということで、それなりに僅差なら、先行する候補者の名前を先に挙げて「競り合う」と書くし、数字的に激戦なら「激戦」と率直に書く。有権者に予断を与えすぎないために、マスコミはこういう丸めた書き方をするわけだ。


以下、関連記事。


街頭演説会で陣営男性を突き飛ばしか 暴行容疑で男逮捕 東京15区補選(産経新聞記事)




2024年4月24日(水)



悪ガキ風のあちらの中年ロッカー二人組がLisaの「炎」に号泣。「鬼滅の刃」のファンでもあるらしい。もっとも、このリサの熱唱には、アニメオタクでなくても泣かされるだろうが。「鬼滅の刃」は見たことないが、昭和ポリコレ(PTA)の標的になって連載中断となった手塚治虫の「どろろ」より凡庸だろう。(予告などを見た印象) しかし、この歌が「鬼滅」の中の極めて悲劇的なシーンに歌われたから、彼らは涙を抑えきれなかったらしいのだ。これがソフトパワーとかいう奴か!?


以下「どろろ」のOP。いやはや、良いですな、この虚無的なスカスカしたユーモア。決して涙は出てこないが、なんか元気づけられる。「無党派層」というのは無意味にカッコよく響くので「浮動層」と呼ぶが、自分のような「浮動層」はだいたいにおいて、こういう気分でいるのである。





2024年4月28日(日)


さっきホリエモンの番組をたまたま見たら、立花たかし氏が、「期日前投票の出口調査で立憲の候補者がかなりリード、二位の維新、三位の保守党が競っていて、乙武氏はかなり下だ」・・・と言っていた。出口調査は、投票を済ませた5、6人ごとにランダムに聞いていき、候補者の名前を指さして答えてもらうやり方なので、調査する側の主観、誘導という要素が働かないし、答える方も周りに聞かれる心配がなく正直に答えやすい。だから、普通の世論調査より全然精度が高いのだという。出口調査は、指さしで答えてもらうということを初めて知った。実際に投票行動をとった人だけが対象なので、その点も、信用性が高い理由になるのではないか。期日前投票は前回より減っているし、ゴールデンウィークの二日目で夏並みの暑さだと言うから、当日投票率も上がらないだろう。組織票のある下馬票トップの候補者に、かなり早く確定が出るのではないか。選挙ウォッチが趣味だが、投票には行かない(行けない?)浮動層万斛がバンコクからお伝えしました(笑)


追記 忘れていたが、前回の総選挙では出口調査を各社、大きく外しているんですね。自民大敗のはずが、大勝の結果となった。立花氏はおそらくNHKのことを言っていると思うが、あの時のNHKの出口調査はどうだったのだろう。




2024年4月29日(月)


東京15区の結果、MMAの人が予想外に健闘していたこと以外は、世論調査もだいたい当たっていた。読売新聞がハズしていたが、元来、読売は、選挙報道は弱いのではないか。総選挙で確定を出すのも、NHKと朝日新聞を見ながらやっている感じ。元MMAファイターの須藤元気は、ほとんどの世論調査で圏外だったが、当日の出口調査は、この候補者を含めて、正確に得票順位を当てていた。当たり前のことだが、やはり、出口調査の精度は、普通の世論調査よりは高いのだ。と言うことは、やはり、期日前投票の出口調査が一番信用できる情勢調査ということになるのだろう。

思。



2024年4月30日(火)


Radio Free Asia より

▫️Chinese student jailed in US for threatening pro-democracy activist


A court in the United States has jailed a Chinese student at Berklee College of Music for nine months for “initiating a stalking and threat campaign against an individual who promoted freedom and democracy in China,” the U.S. Department of Justice said.....


ノート コレをアメリカによる反共工作、「でっち上げ」だと思う人が今でもいるのだろうか。そういう事を言う人は、北朝鮮の拉致に対しても、同じことを言っていたように思う。アメリカの(権威主義独裁政権としての)対中国共産党対策ではあるかもしれないが、少なくとも「でっち上げ」ではないだろうに。


TK生。



「北朝鮮を支持して韓国民主化活動を行っていた。しかし、2003年3月に訪朝して様々な制限・住民の悲惨さを体験し、「悲惨な飢餓に満ち満ちていました」と述べている。自身の知る日本統治時代の朝鮮より貧しい生活を送る北朝鮮の実態を知って、戻って来れた際には声が出なくなるほど精神的に参って日本の病院に入院した。「北の金正日政権を民衆の犠牲がなければ、直ちに無くしてしまいたいと思った」と述べている。」


冷戦終了後、反対陣営の反米工作も明らかになっているが、この人などは良心的な方だったのだろう。結局、北への失望が、岩波とご本人の嘘を告白する遠因になったようだ。拉致被害者の帰国なども、その理由の一つだったのではないか。あの頃、日本に住む日本人、韓国・朝鮮人の意識が明らかに変わったのだ。


ちなみに、彼らが言っていたことの全てが嘘だったと言うつもりはない。政治工作、政治宣伝にも事実は含まれるのだ。しかし、コレは、アメリカの「反共工作」についても同じことが言えるのである。

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