不定期テレビ日記(2025年6月)
- akiyamabkk

- 6月5日
- 読了時間: 4分
更新日:6月5日
※以下のサイトでブログを継続します。7、8年前に作ったサイトです。無料バージョンですが、殆ど、有料バージョンと機能は変わらないようでメルマガも送れます。
Plaadip、プラディップというのはお刺身のことで、日本人のタイでのニックネームが「刺身の国」なのですね。サイト名は、そこから取りました。他には例えば、中国は「龍の国」、韓国は「キムチの国」、イギリスは「紳士の国」。最近は気を遣ってくれて「侍の国」などと呼ばれることもありますけども、大体これで、タイにおける日本の格付けみたいなものがわかるでしょう。中国とイギリスにはリスペクトがあるのですね。話がそれました。以下本文。
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2025年6月1日(日)

雨季のタチノウゼン、もしくは金鈴樹。タイ語でトーンウライ。トーンもウライも金のことだから、タイ語でザ・ゴールド、「黄金花」。邦名の金鈴樹に印象が近い。
英名は Yellow Trumpetbush で、 他に幾つも名前があるが、全てYellow であってGoldではない。やはり熱帯の日差しの中で燦然としていてこその「黄金花」であり、くすんだ日差しの下では「黄色い花」に格下げされるのだ。
11月から3月にかけての乾季には、常に花をつけているので、数限りなく写真を撮ったが、雨季との端境に入ると花を見なくなった。
「さすがに一年中というわけにはいかないのか」と少し残念に思っていたが、今日、控えめながら花が開いていて、嬉しく思いながらシャッターを切った。さすがに黄金色というよりはYellowなのは仕方がない。
2025年6月2日(月)
外国人を装い、酔っ払ったふりをしてタクシーに乗ったら、ものすごくぼられた、という話し。そういう実験をしてみたということらしい。
以下、Top News のサイトから
バンコクは、ライドシェアが普及しているから、従来型のタクシーは廃れるか、グラブタクシー的なサービスに加入しないと生き残れなくなるだろう。日本の業界代理人が妙なことを言っているが、グラブは運転手の身元も、料金も、運行履歴も全て記録に残るから、「タクシーより格段に安全」と言うのがこちらの常識だ。実際にサービスを使ってみた感想でも、ライドシェアの運転手の方が、全然、礼儀正しく、安全運転である。
ちょっと職業差別的だが、バンコクのタクシーは、刑務所から出た人間でも、比較的雇用されやすい職業であり、出所した人間は社会復帰する前に出家することも多いから、タクシーの運転手が、お坊さん風に眉を剃っていたりしたら、ちょっと身構える感じになる。ライドシェアの運転手は、他に職業を持っている人が多いので、職業人としての常識が勤務態度に滲み出る。だから、タクシーの運転手のように、行き先を告げても返事もしないような人間はまずいない。少なくとも、自分は、会ったことがない。
会社がきちんと管理する?日本のタクシーと少し事情が違うのかもしれないが、「ライドシェアがより危険」ということには、日本でもならないだろう。手法が変わるだけで、運転手が管理されることに変わりはないし、いずれのシステムでも事件が起きる時は起きるのである。
2025年6月3日(火)
19世紀のロンドンにあったという極貧宿、ロープホテル。
一泊、1ペニー払うと、こうしてロープにもたれて夜を越すことができた。「これなら外で寝た方が、体を横たえられるだけマシではないか」と思うかもしれないが、外だと物を盗まれたり、警察に捕まったりする危険があり、また、ロンドンはジメジメとした冬の寒気で悪評が高かったので、たとえこういう状況であっても、室内で、他の人間と過ごす方が、野宿するよりまだマシだったのだ・・・とそう、このタイ語のコメントは説明している。
ほんまかいな!、と思わせる、産業革命期の残酷物語、過去の遺物とも言えるが、トランプの登場によって、「野放しにされた資本主義の怖さ」を再認識すべき時代になったのではないか?
とここまで書いてなんだが、やっぱり疑わしい。立って眠ることでスペースが節約できるということだろうが、写真の状態だと、鮨詰めで横にならせるのとそれほど変わらないではないか。タイ語のキャプションには、その点を説明する説得力のある記述がないのである。生成AIでなんでも作れてしまう時代だから油断がならないのだ。
・・・以下、別サイト、Plaadip BKK のサイトに続く


