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不定期テレビ日記〜2022年5月

  • 執筆者の写真: akiyamabkk
    akiyamabkk
  • 2022年5月7日
  • 読了時間: 18分

更新日:2022年9月30日





2022年5月2日(土)



本日のゼレンスキー。やっとマリウポリ等での一般人の避難が実現するようだ。誰がこの人道措置の実現を阻んでいたかは明白だろう。数日前の朝日新聞の記事でも、100人以上の一般市民を密かに同市から待避させたウクライナの「ミニバスNGO」が、<人道回廊が設定される度に政府が救出に向かったが、常にロシア側の攻撃によって阻まれた>云々、と語っていた。





2022年5月3日(日)


「私は自分の娘を、庭のナシの木の下に埋めた… 私はロシア語話者。(ロシア軍は)誰から私を解放したと言うのだ?私の娘から…?」(ロシアの砲撃で娘を失ったドネツク州住民の証言。)


#Ukraine "I had to bury my daughter in the garden under a pear tree. I speak Russian. From whom am I being freed? From my daughter?"

Mykola Kharchenko from the village of Vremivka, Donetsk region, is on an evacuation train. His daughter died during the shelling by the Russians


ナザレンコ氏のツイートから

これを見て泣かない人はいないだろう。 この人が役者だとしたら、大変な名優だ。


以下、埋め込みができないので、アドレスを貼り付けておく。





2022年5月4日(水)


ノート ジョンソン首相の演説前に、ウクライナ議会で歌われたウクライナ国歌。歌っているのは特別に招かれた有名歌手だろうか。(と思ったら、どうやらマイクのスイッチミスらしい。単に歌のうまい議会のスピーカーだろう)曖昧な平和主義好きの日本人である自分は、これほど切実に歌われた国歌を、今まで聞いたがない。もちろん、それは、ラッキーな事なのだが。国歌の後に、おそらく戦没者の黙祷をしているのだが、戦時ゆえに、全てがキビキビと簡潔に行われるのが印象的だった。真摯ではあるが、荘厳を装う事はなく、また、その必要もないのだろう。


水泳&糖尿&編集日誌 2020/05/02


試験紙が届いたので、久しぶりに血糖値を測ってみると110。ほぼ正常値で一安心。この前日は朝の散歩を再開し、中村元「ブッダの生涯」の続きを聞く。釈迦が出家して、マガダ国の食客となるところまで。20分か30分づつくらい聞いているのだから遅々として進まない。別に宗教づいているわけではないが、キリストとゴータマシッタルダは好きである。民族の敗北(ユダヤ教)や勝利(イスラム教)に固執する教祖達とは違う、人間の普遍的なものを追求する偉さがあると思う。


6ビート、これまでで一番いい感じで撮れているのではないか。二番目、向こう側からこちら側への泳ぎである。このくらいのスピードで泳げると、ノンブレスでも息が苦しくならない。平泳ぎは、「何でこんな、わざわざスローに泳ぐスタイルが必要なのか」と常々、疑問に思っていたが、最近わかってきた。楽に泳げるからだ。往復30メートル泳いで、クロールと疲れ方が全然違う。グラインドの時、グッと前に体重移動する感じも、何となく分かりかけてきた。足のつま先が自然と浮いて来る感覚、これである。


少しすりガラス風の効果がかかっているが、これはレンズの汚れ。カメラと一緒に手提げに入れていたシャンプーが、レンズ付着したのをタオルで拭いたが、よく取れなかったのである。


ファイナルカット、プレミアプロの試用期間を使いきったので、また、iMovie での編集に戻っている。編集でのズームなどは、このフリーソフトの方がシンプルで使いやすい。引きのカットで茶色い床が入るのが嫌だったが、縦横比を変えられないので難儀していた。引きでゆっくりズームスすれば良いと今日気づいてやってみたらいい感じ。タイトルの入るファーストカットはこれで行くことにしよう。


iMovie に入っているフリー音源を使ったのに、FBから「著作権侵害があるから変更を加える」との報告が来た。著作権者の気が変わったのだろうか。仕方ないので変更に同意したが、見ると変更されていない。ますますわからない。ある地域では著作権に抵触し、その地域で見る場合は音が消されているということか。




2022年5月6日(金)



ウクライナ国歌の英訳。


Ukraine Has Not Yet Perished


The glory and freedom of Ukraine has not yet perished Luck will still smile on us brother-Ukrainians. Our enemies will die, as the dew does in the sunshine, and we, too, brothers, we'll live happily in our land.

We’ll not spare either our souls or bodies to get freedom and we’ll prove that we brothers are of Kozak kin.


この優しげに歌われる曲の内容が、このように愛国的であることは日本人にはショック受けるのではないか?我々は、歴史の一時期に脱線はしたが、基本的には、あの柔弱な「君が代」の民族だから。


しかし、この歌の題名の凄まじさはどうだ。「ウクライナはまだ滅びていない」国歌がこの国の今を予言しているようだ。



水泳日誌 

特に記すこともないが、頭のカットと音楽が気持ちいいので残すことにした。





2022年5月8日(日)



もし、ロシアがゼレンスキーの暗殺に成功したら、このインタビューが彼の遺言になるのではないか。雑談から撮っている珍しいインタビュー。

「もっとも重要な事は、子供達が私ををどう見るかという事です。私をを誇りに思ってもらいたい。そのためになら、私は何でもやりますよ」

インタビューの最後の部分。我々、ではなく、私と言っていた。訂正。やはりこれは、遺言と呼ぶににふさわしい。



4年前に戦死した息子を追ってアゾフ大隊に志願した母親。このニュースで取り上げられた、その母親も先日マリウポリの空爆で戦死したという。CNNはウクライナ戦争で息をふきかえしたのではないか。戦争だけではなく、ジャーナリズムにも大義が必要なのだ。




2022年5月9日(月)


この人がチャリティーコンサートで有名なBonoか。「これは実際には、たった一人の戦争だ。ロシアの若い世代は、ここで何が起こっているか分かってる。私は、あの男を放逐する事を、ロシアの若い世代に期待したい。(Bono)




2022年5月10日(火)


何故かこの映画のことを思い出したので、フェイスブックに投稿。


キューポラのある街(1962年)


もちろん同時代には見ていない。どこかの名画座か早稲田のアクトミニシアターで見た。ソ連ではゴルバョフがペレストロイカを始めた頃だと思う。まだ、社会主義への幻影が微かに残っている時代で、この映画もあまり抵抗なく見れた。無闇に思い詰めたような吉永小百合の演技には魅力を感じなかったが、北朝鮮へ新国家建設のために帰っていく家族にはいたく感動した。


あれから40年ほど経って、さまざまな事の嘘がバレた。北朝鮮は地上の楽園ではなかったし、彼の国に日本から帰国した人々は、出生成分によって差別されトタンの苦しみを舐めた。共産主義ソ連はとうに崩壊し、今、そのグロテクスな残滓が国連主導の平和維持という戦後体制への最後の希望も完膚なきまでに打ち砕いている。


この予告編で、労働者家族の少年が、「新国家建設中の国にはビー玉なんかないだろうから、これやる」と北朝鮮へ帰る少年にビー玉をあげるシーンを見て、「あちら側」に究極の解決策があると、まだしも思えた時代へのノスタルジーを感じた。自分は、前の東京オリンピックの年に生まれたが、こういうものに郷愁を感じる最後の世代ではないか。採点 6/10


ちなみにこの映画には続編があり、こちらはそのものズバリ、帰国事業を促進する映画だったようだ。以下、ウィキペディア



以下、引用。


1965年、続編となる『未成年 続・キューポラのある街』(監督:野村孝)も公開されている。続編も、原作にない、日本に残った日本人妻を主人公ジュン(吉永小百合)が説得して朝鮮民主主義人民共和国に渡らせるストーリーが加えられるなど、北朝鮮帰還運動を肯定的に描いた作品になっている。





2022年5月11日(水)

昨日、ナーン県に旦那と一緒に引っ越したばかりの長女からラインが入り、旦那がコロナに感染したという連絡がある。幼稚園の先生をしている彼は、帰郷してから父兄との面談会があったのだが、どうやら感染源はそこらしい。AKT検査でうっすらと2本目の線が入った写真を送ってきたので、「はっきりしないからもう一度検査しては」とメッセージしておいた。同じことが次女の時にもあり、彼女の場合はPCR検査で陰性だったのである。しばらくして写真を送ってきたら、今度は、日本の線がくっきりと出ている。PCR検査の結果を待たずして、病院からは、体温計、ファビピラビル(アピガン)やその他の対症薬などをもらってくる。アビガンは一日三回計9錠を三日間飲み続けるそうだ。旦那はナーン県のレガッタチームのキャプテンだし、長女も元ソフトボールの選手で健康体である。咳と喉の痛み、痰を主症状としているようだから、オミクロン株で間違いなさそう。殆ど、軽症での治癒を疑っていない自分に、コロナが「普通の病気」に変わりつつあることを実感する。隔離も今住んでいる

学校の官舎で済ますそうで、此の間送ってきたビデオによれば、間取りはかなりあるから、二人で療養する分には問題なさそう。





2022年5月12日(木)


水泳&コロナ日誌 




YouTube のオーディオライブラリで音楽を探してつけるのが面白い。ケツのフェイドアウトと音楽の終わりがピタリとあった時などはカイカン・・・である。


長女、次女ともダンナがコロナに感染(この日誌は5月12日に書いている)、長女は自らも感染。次女は当人と孫娘が検査待ち。孫は咳が出ているというから、おそらく感染しているだろう。通い始めたばかりの幼稚園へはダンナが送り迎えしていた。大人の方は、一人が野球のナショナルナルチーム選手、二人は女子ソフトの選手(一人はタイ代表)、もう一人が県のレガッタチームのキャプテンだから(こう記すと錚々たるメンバーだ)、あまり心配していない。長女の旦那は、すでに熱が下がり、喉の痛みだけが残っているそうだ。子供は重症化するケースは少ないとされているようだが、孫が一番心配である。


しかし、よく考えてみると、結核の既往症があり、現在糖尿持ちである自分が、一番心配だ。幸い、まだ感染していないが。子供達とは別に暮らしているので直接の影響はなし。念のためのAKT検査も陰性。


水泳の方、6ビートが少しだけ安定してきたようだ。片側で4回打たないこと。三回目を打ち終わった後、その足をすぐはねあげない事。(これが癖になっているようだ)キック側でない方の足が上がっているか、少なくともキックした側の足と揃って、伸びの姿勢になっていること。これを気をつけよう。




2022年5月13日(金)

水泳日誌にも書いたが、ナーンの長女夫婦がコロナに感染した後、次女の夫もコロナに感染し、その同時性というか、これまで散々気をつけて避けてきた事が、立て続けに起こって拍子抜けしたような気分である。旦那は、タイ野球チームの現役代表選手だから、体力には問題なく、次女はソフトボールタイ代表のエースだった。アスリート夫婦なので二人は問題ないだろう。試験的に通った幼稚園への送り迎えは、感染した夫がやっていたのが、懸念材料で、孫娘が少し咳をしているというのが、気がかりだったが、その後、熱が上がったりすることもなく、どうやら未感染のようだ。これで一安心。次女の方も、あれから何度もAKT検査をしているが、いずれも陰性で、今、自宅の2階で自己隔離している旦那以外は、感染を辛くも免れたようである。


今日、孫娘が、試験官に自分で唾を吐く映像を送ってきた。これは、大変な進歩である。今までは、痛くないことでも、新しいことは嫌がってやらなかったのだ。唾液検査による結果も陰性。次女の方に軽い喉の痛みがあるようだが、これは、以前から風邪気味だった孫からうつされたものかもしれない。


次女の旦那にも、アビガンが処方されている。長女の住む北タイでも、次女がいるバンコク近郊の県でも支給されているところを見ると、アビガンがスタンダードなコロナ薬として推奨されているようだ。(カメリアン病院でもこの薬の名前を聞いた)アビガンは、日本ではあまり使われておらず、コロナ役として認証を受けていなく国も多いのではないか?特に、催奇性などの副作用が報告されているのが気になる。妊娠の前後に飲まなければ大丈夫なのだろうが・・・。一応、その事を、長女にはメッセージしておく。




2002年5月14日(土)

ノート チェコ共和国で、中国大使館の圧力に抗して、中国の独裁政権を風刺、批判する漫画家の展覧会が開かれた。Badiucao という人。初めて聞いた名前。ヨーロッパは、様々な事が対岸の火事では無くなっているから、このような姿勢が支持を受けるのだろう。以下は展覧会を紹介した Radio Free Asia のサイト。



中国やロシアなど、権威主義国家からの、中堅国に対する政治的圧力は相当なもので、タイも、ウクライナ戦争開始直後から、大使館を通じてタイ政府への申し入れがあり、報道機関は戦争報道を自制する傾向がある。先日は、鳴り物入りで今年初めにスタートしうた、ある保守系有名司会者の番組が、ウクライナ報道を理由として、放送中止になった。もっともこれは、調べればすぐ分かるような、あるフェイクビデオを番組で紹介してしまった事と、放送局が軍経営のテレビ局である(形式上の最高責任者が陸軍総司令官)という特殊事情があるのだけれども。一部のテーマを除いて、タイには報道の自由があるので、ウクライナ戦争の報道もある程度なされてはいるが、ロシアへの批判の世論を喚起するほどのものではない。ヨーロッパや日本との温度差は明らかである。




2022年5月15日(日)


次女からラインが入り、37.9度の熱があると知らせてくる。孫娘には症状は出ておらず、感染していないか、無症状の模様。母親がマスクをせずに、散々頬擦りしたりキスしたりしているから、感染している可能性が高いのだが。先に感染した旦那の方は、ほぼ無症状に戻っていたので、母親と離し、父親に面倒を見させるべきかと思ったが、AKT検査をしてみると薄く二本線が出るという。迷ったが、孫娘が少し前から風邪気味で、母親がそれに感染した可能性もあり、結局、そのままにする。子供は健康なので、それほど心配する必要はないのではないか。いずれにしろ3歳の子供にアビガンを飲ませる訳にもいかず、症状が出た時に、対応するしかないと腹を括る。両親もそういう結論に達したようだ。




2022年5月16日(月)


次女に2本線が出る。一瞬ヒヤリとするが、子供はますます元気で、部屋の中を走り回っているビデオをラインしてきた。次女の熱も下がり、少し痰が絡む程度だという。旦那も育児に参加して、隔離以外は平常に戻りつつある感じ。感染源と見られる孫娘の幼稚園からは、遅ればせながら、感染児童が出た旨の通知があったという。3人で近所の集団検査の場所へ行ったが、やはり子供が沢山来ていたそうだ。結局、孫娘は検査せず、次女(母親)だけPCR検査をして帰ってきた。薬屋や食事は、すでにAKT検査陽性の時点で届くようになっている。これは日本と比べて手厚いのかどうか。あるいは、夫婦とも軍勤務の公務員であるため、公共サービスは民間より迅速に来るのかもしれない。1日早く感染が判明した長女の旦那はほぼ完治。長女も症状が消えたという。今回の経験から、コロナが普通の病気になりつつあることを実感する。この所、発表される感染者数は5000人前後、死者も30〜40人くらいで推移している。おそらく、感染しても報告する前に治ってしまったり、知らずにいるケースが多いのではないか。次女の家族のように小さな子供がいたり、長女のように、旦那が学校の先生だったりすると、念のために検査するから感染に気づくのだと思う。




2022年5月17日(火)


長女から夫婦とも陰性になったというラインが来た。次女夫婦、孫も変わりなし。これで、このコロナプチ騒動は収束に向かうだろう。


三年ぶりに大学時代の友人が来タイ。プリントアウトしてきたパスを見せるだけで、検査なしですんなり入国できたという。今、東南アジアスポーツ大会がベトナムで開催中だが、そのテレビ中継を見ても、観客はほとんどマスクをしていない。あの国がそうなのだから、東南アジア全体が、ウィズコロナの規制緩和に向かっていることは間違いない。ようやく長いトンネルを抜けるようだ。




2022年5月18日(水)





カンヌでのゼレンスキースピーチ。チャップリンの「独裁者」の有名なセリフを引用して、映画人の協力求めている。「独裁者にも死が訪れる。人間に死がある限り、自由が死ぬことはない」。現在伝えられているプーチンの健康状態を連想させる、ちょっと意味深な引用でもある。


以下、大統領スピーチ英訳全文。カンヌが、第二次世界大戦の勃発した年にスタートしたことを言い、大戦で映画が独裁者のプロパガンダの道具とななったことを「不幸な事実」として指摘しながら、自由の側にたった映画のシンボルとしてチャップリンの「独裁者」を挙げている。いつもながら、よく考えられたスピーチで、「独裁者」の床屋と、ウクライナの踊るコメディアンを重ね合わせる人も多かったのではないか。





2022年5月19日(木)


Radio Free Asia の以下の記事から。


https://www.rfa.org/english/news/vietnam/sent-05172022150635.html?fbclid=IwAR0U3DuLthq8DzaYFX95UqewySnEp2HpKc0AZ-InLQKVyD0U46Y_2ZilKCo


ベトナムのこういう話しは報道される事が少ないが、タイなどに比べても言論の自由度が低いのは、この一事を持ってしてもわかる。反対派を予備拘禁して3年も精神病院に閉じ込め、挙句、収容所に送り、治安容疑で裁判にかける。その理由は「自由を濫用して国益を毀損した罪」なのだそうだ。有罪になれば最高禁錮7年が課せられる。ベトナムも、観光旅行で行っただけなら「良い国」というイメージだろうが実態はかなりの強権国家だと思う。この点はタイも同じ。この話しなども、拘禁されている人が、たまたま反共ラジオ局の常連投稿者だから取り上げられたのだろう。


ベトナムは「大国アメリカに戦争で勝った」という事だけで、いわゆる進歩派勢力からも大目に見られて来たと思うが、もうそういう時代は終わったのではないか。もちろん、個人崇拝もないし、ホーチミンの死後、ずっと集団指導体制でやってきて、改革開放政策も順調にこなしてきた、北朝鮮などよりはずっとマシな、社会主義国(その内実は開発独裁体制の中進国)ではあるのだが。



ウクライナ刺繍の日。ウクライナは刺繍でも有名だったのか。音楽もそうだが、戦争が文化的覚醒のきっかけとなる事もある。皮肉で悲劇的な事だが、ロシアと文化的に同一と考えられているだけに、ウクライナの場合、尚更そうなるのだろう。




2022年5月20日(金)




ノート 今日のザレンスキースピーチ。戦争犯罪容疑でロシア兵を裁く最初の公判が開かれたことを国民に報告している。


罪状の詳細はわからないが、民放のニュースで有罪答弁をする兵士の顔を見て、その若さに衝撃を受けた。アブグレイブの米軍基地で、クリスマスパーティーの余興の喧騒を避けて、神経質そうに廊下でタバコをふかしていた女性兵士の、ほっしりした白い首を思い出した。彼らの犯した罪は、捕虜虐待という、このロシア兵が犯したであろう罪よりは、随分軽いものだったのだが。


武田泰淳が「審判」という小説で書いた話が、中国戦線で現実に彼が行った行為であったことなども思い出した。しかし、ウクライナ人にとって、アメリカも日本もかつて同じことをやったではないか、という第三者的批判は意味をなさないし、ましてやロシアやプーチンにそれを言い立てる資格はないのである。




2022年5月21日(土)


ハーモニカを始める事にした。これは、今までキーボード演奏用に使用していた「おとたま」というオカリナの無料楽譜サイトが、著作権で引っかかったか何かで、使えなくなったため。サイトは閉鎖はされていないようだが、接続時間が無限に長くなって繋がらない。ハーモニカならメロディーさえ耳コピできれば吹ける。


ちなみに「おとたま」のサイトは以下。ここの楽譜は、コードがアルファベットで記されているので、感覚的に弾きやすかったのだが、残念。



私が好きで演奏するのは、「浜辺の歌」とか「埴生の宿」とか明治時代に作られた唱歌や、外国の民謡なのだが、そういうものでも楽譜は著作権にうるさいらしい。大作曲家フォスターが貧しさの中で窮死した話しなども知ってはいるが、こういう小学唱歌みたいなものは、著作権を公開してもいいのではないか。


ハーモニカの教習サイトはいくつか見たが、下のアドレスのものが一番丁寧で、優れていると思った。単音の正しい音を覚えるために、複音ハーモニカの穴をいくつかセロテープで塞ぐ、などなど、指導が実践的である。面倒だからそこまではやらないとしても、「単音を濁らせずに出すためには、口をすぼめるのではなく、唇をO字型にしてハーモニカに押し付ける・・・」なんて言うことは、教えて貰わないと絶対にわからない。やってみると実際そうなのである。





2022年5月23日(月)




水泳&糖尿日誌 2022/05/23


クロールの6ビートが段々安定してきた。ストローク側で三回目のキックをした後、足を跳ね上げる癖を意識して押さえてみる。水飛沫を跳ね上げる、はた迷惑な泳ぎになっているが、できるようになるまではオーバーにやるのだ。背泳ぎは、ローリングを意識して、リカバリー側の手を上げた時に気持ち止めるようにしてみた。こうすると反対側の肩が沈むのである。しかし、体がクネクネして、進路が曲がってしまうようだ。


動画の音楽は、YouTubeのライブラリから「attribution 必要なし」「クラシック」で絞り込んで。Kiss The Sky という曲を選んだ。クレジットを入れてみたが、曲名だけで作曲者名までは入らない。申し訳ない。iMovie の数多ある編集上の制約の一つは、テロップの位置や動きを自由に変えられないことである。無料ソフトなので贅沢は言えないが。


血糖値も安定してきた。朝イチの血糖値がこの三日、98、101、101、である。低血糖予防のため、結構、飴(ハイチュウ)なども食べているにもかかわず・・・である。通販で買った中国製の血糖値測定器(Sinocareと言うメーカー)が壊れている可能性を疑う。今日、二ヶ月に一度の病院の日なので、あの何とかいう数値がどのくらい下がっているか楽しみだ。


昨日、バンコク都知事選の投票があった。野党系(一応無所属だがジンラック政権の元閣僚)の候補が過去最多得票で歴史的大勝利。一緒に行われた都議会選挙でも野党系が圧勝し、現政権の心胆を寒からしめる結果となった。結果は事前の世論調査通りで、出口調査も得票率をほぼあてていた。日本では、この種の出口調査を「無駄」と考えるムキがあるが、日本や欧州と違って、選挙に100%の信頼がおけない国では、選挙結果の監視、不正抑止の意味があるのである。(アメリカを含めないのは、トランプ支持者の陰謀論を信じているからではない。念のため。)




2022年5月26日(木)




「子供におかわりさせてあげられない」か。生活保護は、こういう家庭のためにあるのではないか。「昨日も赤ちゃんの時の夢を見て、中学生だったんだなあ、と。大きくなったなあ、って」と若いお母さんの言葉。憲法がどうのこうのという神学論争ではなく、「子どもの7人に一人が相対的貧困にあるという程度の国で、防衛費なんかにお金を使っている場合か」という議論ならわわる。




2022年5月29日(日)



ゼレンスキーの言葉「偉い地政学者達は、平和のためにロシアに領土をプレゼントしろという。だが、彼らは、決して、そこに住む普通の人たちに会おうとは思わない。彼らが、平和の幻影と引き換えに明け渡せという土地に住んでいる人たちに」冷戦時代で時間が止まっている呆け老人、キッシンジャーに向けた言葉だろう。





2022年5月31日(月)


ノート フランス人記者が、東部激戦地からの一般市民の退避を取材中に、ロシア軍による砲撃の破片にあたり死亡した。外国人ジャーナリストとしては8人目だが、ウクライナ人のメディア関係者を含めると、もう32人が亡くなっているそうだ。日本ではこういう場合、自業自得論がよく出てくるが、もし外国人ジャーナリストが入って取材しないならば、我々は、ウクライナ人記者から発信された情報のみでこの戦争を知ることになる。ロシアは外国プレスの報道を規制しているから。それは、ウクライナにとっても良いことではないと思う。完全な中立というのはありないが、当事者たちのもたらす情報より、第三者のフィルターを通過した情報の方に客観性があるという事は、常識の部類の話しだろう。だから、より事実を知ってもらいたい側が、より外国プレスに門戸を開くのだ。

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