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アジア日誌 「朝、象が来た」

  • 執筆者の写真: akiyamabkk
    akiyamabkk
  • 2024年2月8日
  • 読了時間: 1分

更新日:2024年2月17日



2024年1月28日。朝、象が来た。スリン県のチュンポンブリー郡から。スリン県はタートゥム郡の象センターが有名だが、彼の住む村には大きな観光施設がないという。だから、こうして、村の行事などに呼ばれて出稼ぎに来るわけだ。牙の綺麗な、多分、まだ比較的若い象で、チップもあげないのに、別れ際に、鼻を高々と掲げて、さよならの挨拶をしてくれた。小学生の頃に読んだ「オッペルと象」を思い出す。象の次には、お守りの行商人がきた。タイ人が大概首から下げている「小さな仏さん」、プラクルアンというお守りの屋台。車やバイクがなければ街に出るのも大変なので、年寄りは、喜んで買っていく。(グラブタクシーの呼び出しはできるが、車が来た試しがない)50サタン(0.5バーツ)銅貨(実際は鉄の銅メッキのよう)を溶かして作った指輪を売っていて、カミさんが買っていった。100バーツ。幸運を呼び込む指輪だそうだ。カミさんの場合は、宝くじを当てるのが目当てだろう。厳密に言えば違法行為だろうが、ごく内輪の知り合いにしか送らないメルマガなので、ま、いいか。


<了>

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