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Look Back 見ていないけど、良い映画ではないか?タイでも10月17日から劇場公開。

  • 執筆者の写真: akiyamabkk
    akiyamabkk
  • 2024年10月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年11月30日


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Look Back が10月17日からバンコクで公開される。1時間足らずの中編オタク系アニメが、タイのシネコンで上映されるとは!北米で評価が高いからだろうが、時代は変わった、と思う。当然、見てないが、ウィキであらすじを読んだだけで、なんか、グッとくるものがある。


「ワンスアポンナタイムインハリウッド」の影響を指摘する意見もあったが、こういうパラレルワールドの幻想は、不慮の事件、事故で肉親を失った人が必ず一度は思い描く悔恨の世界だと思う。「あの時、自分が呼び止めなかったから」とか「喧嘩してイライラせさなければ、あの事故を起こさなかったろう」とか、その類の、悔恨の If の世界は、そのような不幸にあったことのない人にも、容易に想像がつく。だから、突拍子もないSF的な設定に見えて、実は、非常に relatable な、感情移入しやすいストリーなのだと思う。


しかし、Wikiが京アニ事件の影響に触れていないのはなぜだろう。それは、当然、そういうことだろうに。主人公の名前(京本)からしてそうではないか。京本が共作する藤野は、我々の世代では、藤子不二雄の「藤」だろう。そういえば、このシネコンでは、ドラえもんの最新作も上映されていた。


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以下、Look Back のタイ版予告。なんと、ワーナブラザーズの配給である。これは吹き替えでない方がいい。声優が素晴らしいから。



ちなみに作画も担当した押山清高監督の会社はスタジオドリアン。会社HPには、https://studio-durian.jp/works/top.html


ドリアンの様な強烈に匂いたつ個性と、食べてみたら誰もがクセになる大衆性を兼ね備えた、質の高いアニメーション作品を産み出し、世界中の人に提供します。」


とある。まんざら、タイと縁がないわけでもないのだ。


<了>




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