私の好きな洋画 その七
- akiyamabkk

- 2024年7月1日
- 読了時間: 4分
2000年代以降の映画で10本選ぼうと思ったが、とてもとても。5本選ぶのが精一杯で、その内3本が映画サイトに投稿し始めた数年前以降のもの。この頃には、もう新しい映画を見なくなっていたのだ。
「アバター」は子供と劇場で見ているがイマイチだった。この映画の特撮(この頃既にCGという言葉が一般化していたと思うが)は、スターウォーズの頃より退化しているのではないか。映像のリアル感が希薄で感情移入できなかった。
「ハリーポッター」は劇場で何本か見ていて、こちらは面白いし好きだが、入れそびれた。こう書くと、子供が小さかった頃は、まだ映画館で映画を見ていたことに気づく。懐かしい。
ダウン何とかジュニアがシャーロック・ホームズを演じた映画も劇場で見た。これが子供と劇場で見た最後の映画ではなかったか。思い出深いが、ホームズはシックに演じてもらいたいので「好きな映画」ではないのである。
今、孫の映画館デビューを何にしようかと考えているが、4、5才の子供に安心して見せられる映画が、思い浮かばない。「チキチキバンバン」みたいな映画がいいのだが・・・。「Dr.ドリトル」の続編みたいのでも良いと思う。
あとの5本は、思いつくまま選んだので年代は関係ない。あ、「ジョンQ 」が2002年だから、2000年以降が全部で6本か。しかし、これは公開時でなく、随分たってからビデオかテレビで見た。
以下、短くそれぞれの映画に触れておく
「羊たちの沈黙」心底怖い映画だったが、シリアルキラーを神格化する傾向が気に入らない。連中、所詮は、精神の荒廃した変態野郎にすぎないのだから。コリン・ウィルソンの「殺人百科」など読むと、著者の意図とは別にそう思う。
「スパイダーマン」ヒロイン、メリージェーンの危なかしい感じが良いし、端的にセクシー。庭付きでない建て売り住宅に住むアメリカ人の生活というのも映画では珍しい。あれが、向こうの労働者階級家族の標準的住居なのではないか。
「ベストキッド」三船敏郎が、このアジア系の空手師匠役(ミヤギの役)を蹴ったという話しだが、これはパット森田の方が適役だろう。三船だと偉く見えすぎて、マイナリティとしてしたたかに生きてきた男の飄々とした味がでない。
「ワンスアポンナタイムインハリウッド」これは随分ぶりに映画館で見た。シャロン・テート殺人事件のパラレルワールドを描いて、タランティーノの流儀でスカッとさせてくれる。中年太り気味のデカプリオがいい味出しているのに驚く。
「1917 命をかけた伝令」伝令の任務を帯びて危険な前線を突破する二人の若い兵士を、全編、ワンシーン、ワンカットで描いた。すごいと思ったが、プライベートライアンの怖さには及ばなかった。使われる兵器が進化したせいだろうか。
「アイリッシュマン」冒頭、老人ホームで暮らす元マフィアのヒットマン(ロバート・デニーロ)を訪ねるドリーショットが安っぽく波打っているのに驚いた。後で考えると、あれはテレビの取材カメラとして見せていたのだな。デニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシの共演、これだけで私は十分。
「裸の銃を持つ男」エリザベス女王はおろか、某国のイスラム革命の指導者まで徹底的にコケにするど根性がすごい。英国人の反応が知りたいところだが、女王は、それなりに愛すべき人物として描かれてはいるから、野暮な事は言わないのではないか。我々もそのくらいの度量を持ちたいものだ。
「スターウォーズ」1980年代の映画で選び損ねたので、ここに入れておく。「隠し砦の三悪人」の影響がよく指摘されるが、例のロボットキャラだけではなく、物語の構成や、衣装、人物の配置の仕方まで、これは、50パーセントくらいのリメイクと言っていいのではないか。
「狼たちの午後」原題は、Dog Day Afternoon 、めちゃくちゃ暑い日の午後、という意味だが、邦題はかっこをつけて、「狼たちの」としている。映画を見ると、狼じゃなくて、せいぜい「野良犬たちの午後」だろう、と思った人が多いのではないか。そちらがこの映画の味である。
「ジョンQ」心臓の難病にかかった息子を救うため、病院を占拠し人質の解放と引き換えに、高額な手術を要求する男の話し。ミヒャエル・コールハース 的に行動をエスカレートさせる偏執狂的な男を演じて、デンゼル・ワシントンに匹敵するのは、メル・ギブソンくらいだろう。
ではでは




